音像を変化させる演出のためのラジカセ改造 軽量版
スピーカーへの外部入力
お芝居などで、「舞台上のラジカセで鳴っていた音楽が、舞台全体に広がる」という音の演出がときどきあります。
ラジカセのそばに小型スピーカーを仕込むのも良いです。が、ラジカセ自体のスピーカーユニットを鳴らせれば、音像も音質のそれらしさも、精度が上げやすくなります。そんな改造をしました。
実際の手順です。まず中を開けます。前部分と後ろ部分を渡る配線があることも多いので、壊さないようそっと開けます。
次に、スピーカーユニットへのもともとの配線を外します。それから、新たにスピーカーユニットに付けるスピーカーケーブルを配線します。
ケーブルの反対側には、目的に合わせて端子を付けます。内部の配線が済んだら、ふたを閉じ、元のようにネジ等で止めます。
今回はLRのスピーカーユニットに別々(ステレオ)に配線しました。一緒(モノラル)なら、シリアル接続などにしても良いと思います。パラレル接続にすると、インピーダンスが低めになり、パワーアンプを選ぶ仕様になってしまいそうですので。
以上です。キーウィサウンドワークスにはこんなラジカセスピーカーの他に、黒電話スピーカーなどもあります。ご用命、ご相談は、キーウィサウンドワークスへどうぞ。
音像を変化させる演出のためのラジカセ改造 全量版
スピーカーへの外部入力
お芝居など、舞台で、「舞台上のラジカセで鳴っていた音楽が、舞台全体に広がる」もしくは逆に、「舞台全体に鳴っていた音が、舞台上のラジカセだけに移る」という音の演出がしばしばあります。
ラジカセのそばに小型スピーカーを仕込んでおいても良いです。が、ラジカセ自体のスピーカーユニットを鳴らせれば、音像も音質のそれらしさも、精度が上げやすくなります。その改造と、ちょっとおまけの記事です。
実際の手順です。まず中を開けます。前部分と後ろ部分を渡る配線があることも多いので、壊さないようそっと開けます。
次に、スピーカーユニットへのもともとの配線を外します。それから、新たにスピーカーユニットに付けるスピーカーケーブルを配線します。
ケーブルの反対側には、目的に合わせて端子を付けます。内部の配線が済んだら、ふたを閉じ、元のようにネジ等で止めます。
ここまでで終わると、安全ですし、これでよいと思います。が、今回はさらに、「操作した時のピピッという音も聞こえるようにしたい」とのことでした。使い方は、俳優が舞台上で操作をして、その音がラジカセから聴こえる、というものです。このため、改修も特別版になりました。
このようにイヤフォンから音声信号を取り出して音響卓に入れ、音響卓から出力させて、その信号を外部アンプに入れて、戻す。という仕込みで使うことになりました。
今回はLRのスピーカーユニットに別々(ステレオ)に配線しました。一緒(モノラル)なら、シリアル接続などにしても良いと思います。パラレル接続にすると、インピーダンスが低めになり、パワーアンプを選ぶ仕様になってしまいそうです。
こちらの方が実用的、ということも多そうです。音の出る色々なものを、舞台音響に取り込む改造、ご自身でお試しの際は、充分に下調べをなさった上で、どうぞご安全に。
※ラジカセスピーカーの他に、黒電話スピーカーなどもあります。ご用命、ご相談は、キーウィサウンドワークスへどうぞ。